農園の場所と環境について 

当園は、巨峰の特産地として知られる、山梨市牧丘町西保中(古宿)地区の標高730mの谷あいに位置しており、 20アール(≒2,000u≒2反)の畑を有しています。

 なぜジューンベリー? 

このあたりは、冬になると−10℃まで気温が下がりますので、耐寒性がある果樹を探しました。ジューンベリーは、耐寒性が強く、ブルーベリーのように酸性土が不可欠でなく、病虫害にも強いことから育てることが容易です。また、国内ではほとんど栽培例がなく、非常に珍しかったことも理由の一つです。

 どのくらいのジューンベリー? 

10種類の品種を栽培しています。
5年前に200本を植樹し、2013年夏時点の樹高は平均2mに達しました。
果実の収穫量は現在平均650g/本程度ですが、将来的には1kgを目指しています。

 肥料について 

カイガラムシによる枯死被害があるため、 落葉中の冬季に硫黄石灰合剤(無機薬剤)を1〜2回噴霧しています。

肥料は、2009、2011年に牛ふん、2012年に米ヌカを散布しました。
2013年と2014年は特に何もしませんでした。
2015年と2016年の冬は落ち葉を撒きました。
落ち葉層は高い雑草抑制があるため、今後も山の落ち葉だけにする予定です。




 ジューンベリーを摘んでいる様子 

(2017年)

● 2015年の様子

● 2016年の様子