June Berryとは? 

ジューンベリーまたはジュンベリーとは、リンゴの仲間に分類され、バラ科のザイフリボク属に属します。
日本ではザイフリボク(采振木)やシデザクラと呼ばれています。

4月から5月にかけて真っ白な花を咲かせた後、1センチほどの赤い実がなります。熟す時期は品種によりまちまちですが 6月に実の色が紫になると甘く熟した証拠です。熟して甘い香りを発したら収穫になります。果実が6月(June)に収穫されることから、ジュンベリーと呼ばれています。

秋には綺麗に紅葉します、庭木(アメリカザイフリボク)としても人気があります。

*ブルーベリーとは全く異なる樹木です



アメリカ北部とカナダ(アルバータ州など)では、サスカトゥーンベリー、 サービスベリーなどとして多く生産され、果樹として品種改良が進められています。

ジャムとしてヨーグルト、パイ、タルト、マフィン、チーズケーキ、 ソースとして各種料理に使われています。


 栄養素と成分について 

繊維質やたんぱく質、ビタミンC,鉄分、カリウム等の栄養価がブルーベリーよりも高く、
また色素のアントシアンによる抗酸化活性効果があるという研究データがあります。

ジューンベリーとブルーベリーの成分比較 (100g当たり)
   
 単位 
 
 ジューンベリー 
 
 ブルーベリー 
エネルギー(発熱量)
Kcal
84.85
51
タンパク質
g
1.33
0.42
炭水化物
g
18.49
12.17
全脂質
g
0.49
0.64
全繊維質
g
5.93
2.7
ビタミンC
mg
3.55
2.5
鉄分
mg
0.96
0.18
カリウム
mg
162.12
0.54
ビタミンA
IU
35.6
100

2003年、2002年アメリカでの研究データより